『自由設計型』の生命保険とは
『自由設計型(じゆうせっけいがた)』の生命保険とは、主契約の積み立て部分(アカウント、口座などとよばれている)と、特約による保障部分に分かれている保険のことです。別名、アカウント型ともよばれています。最近の国内の生命保険会社の主力商品です。
保険料から保障部分に必要な分を差し引いた残りを、積み立て部分に積み立てられていくようになっています。積み立て部分は自由に引き出すこともできます。
この保険は、定期付終身保険にかわって2000年4月から登場しました。簡単にいえば定期付終身保険の主契約であった終身保険を、アカウントという死亡保障のない積み立て部分に変えたもののことです。保険料払い込み終了後にアカウント部分に貯まっているお金を使って、一時払いの終身保険を買うことになります。他にも年金や介護保障に変更できる商品もあります。
ただし、保険料払い込み終了後に貯まっている積み立て部分は支払保険料総額に対して、微々たるものになるケースが多く、老後資金の貯えにはなりません。 特約の保障部分は自動更新され、加入してから段階的に保険料が上がっていきます。最初に加入したときの2倍3倍の保険料になり、途中で支払えなくなるご家庭も多いです。また、特約で医療保障を付加した場合でも、80歳までなどと終身保障にはなりませんのでご注意ください。一生涯の生命保険としてはオススメできません。
アカウント部分は「利率変動型積立終身保険」と呼ばれ、いかにも終身保障がしっかりしているというイメージがありますが、名前にだまされないようにしましょう(人気の「利率変動型終身保険」とは別物です。まぎらわしいですが…)。
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