生命保険の『高度障害状態』とは｜生命保険用語集

生命保険の『高度障害状態』とは

　生命保険の『高度障害状態（こうどしょうがいじょうたい）』とは、非常に重い障害状態（たとえば、両目の視力を永久に失うなど）のことです。

　■高度障害の例
　・両眼の視力を全く永久に失ったもの
　・言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
　・中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
　・両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
　・両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
　・１上肢を手関節以上で失い、かつ、１下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
　・１上肢の用を全く永久に失い、かつ、１下肢を足関節以上で失ったもの

　高度障害状態になってしまい、回復の見込みがない場合には、死亡保険金と同額の高度障害保険金が受け取れる場合や、それ以降の保険料の払い込みが免除される保険料払い込み免除があります。。高度障害保険金を受け取ると、保険契約自体は消滅しますので、その後死亡された場合には、死亡保険金は支払われません。

　被保険者が高度障害保険金を受け取った場合は、非課税となります。